こんにちは、Grady Tyreeです。この8年間、PlayNetworkのレーベルリレーションズ／調達管理部門で働いています。この部門は音楽スーパーバイザーのチームにライブラリーに追加される新しいアーティストやレーベルの優先事項を知らせる役目を担っています。
毎週、膨大な数の楽曲を整理していると、必ずしもチャートや音楽配信プラットフォームのトッププレイリストに載っていないアーティストの楽曲を発見する機会が多々あります。最近、新しい音楽や新しいアーティストや新しいサウンドを探すことの重要性が強調されている記事を読みました。そこで2021年に私が注目している4組のアーティストをご紹介しましょう。
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Artist: Aaron Frazer
Track: Can’t Leave It Alone
Twitter: @AaronFrazer_
Aaron Frazerを初めて目にしたのは、2019年4月にDurand Jones & The Indicationsのドラマー／シンガーとして出演していたときでした。まだその時点ではこれから起こることは全く予期していませんでしたが、2021年1月の第1週、アーロンはDan Auerbachのプロデュースによる60年代ソウルを想起させるデビュー・アルバム『Introducing…』をDead Oceansからリリースしました。”Can’t Leave It Alone “は、この素晴らしいデビュー作を象徴した１曲です。
Artist: Kirby & D Smoke
Track: Superpowers
Twitter: @singkirbysing
2020年1月のデビューアルバム『Sis.』に収録された「Kool Aid」を聴いて以来、正直 私はKirbyに夢中です。Kirbyの名はあまり知られてないかもしれませんが、これまで「Break Your Heart Right Back」（Ariana Grande）、「Only One」（Kanye & Paul McCartney）、「Don’t Walk Away」（John Legend）、「Die With You」（Beyonce）などの楽曲に関わってきた彼女の名前は目に焼き付けておくべきです。”Superpowers “は2020年11月にリリースされた楽曲。
Artist: Squid
Track: Narrator
Twitter: @squidbanduk
Squidは2021年新人の中でもお気に入りのバンドです。イギリスのブライトン出身のこの5人組は待望のデビュー・アルバム『Bright Green Field』をリリースしましたが、願わくば近日中のライブを願ってます！「Houseplants」（2019年）、「Sludge」（2020年）、そして今回の「Narrator」と、バンドが2019年から投下してきた一連のシングルは、Black Midi、IDLES、Black Country、New Road、Porridge Radioなどのアーティストとの関連性を見せると同時に、ギターを駆使したポストパンクの新たなる脈絡を大衆に取り戻すことに成功しました。2021年のSXSWでのビデオクリップを見て、彼らのライブを見るのが本当に待ち遠しくなりました！
Artist: Vargas & Lagola
Track: Sweet Escape
Twitter: @vargasandlagola
Vargas & Lagolaは、スウェーデン出身のVincent PontareとSalem Al Fakirによるデュオで、Avicii、David Guetta、Galantis、Madonna、Seinabo Seyなどの大物アーティストとアーティストと関わってきました。「Sweet Escape」では、VincentとSalemが、Kevin ParkerとTame Impalaに通ずるサウンドを表現しています。この曲を聴いた直後に、仲間のミュージック・スーパーバイザーにシェアしてしまったほどの衝撃でした。今年2月にリリースされたアルバム「Mount Alda」もぜひ聴いてみてください。
